◆今回は価格の限界値を設定すると言う課題についてです。
NTSの会員の皆様には各種のバンド指標をご利用頂いている訳ですが、 HLバンドはもう使い慣れた指標になっている事と思います。
HLバンドは名前の通り、価格の高値(High)と価格の安値(Low)を計算して表示するバンド指標です。 このHLバンドを使用して価格の限界値を設定する方法について説明します。
価格の限界と言っても実際にはFX相場の価格に限界は無い訳です、 限界は決められていないのですが、限界のないテクニカル分析では、頼りなくお話になりませんね、 それで、ここでは暫定的な限界値を設定しておき、その限界値にどの程度近づいているのか? それを設定する事で、テクニカル分析の全体的な目安を得ることができると言う考え方で進めましょう。
HLバンドは、一般的なSMAラインのようにチャートのローソクの間を縫うようにラインを描くのではなく、 ローソクを取り囲む形でバンドを形成しますので、 Enclosed Average, Enclosing Average,と呼ぶ事にしています。
ここでは、価格変動の途中経過ではなく、あくまでも変動の限界を観測するための装置と考えてください。
FX相場の価格変動の限界値を観測する、計測すると言う考え方は、そのまま最大利益を得ることに繋がりますので、 実戦的にも非常に重要な課題なのです。
それでは、価格の限界値を設定する上で重要な事は、時間軸チャートに関する問題です。 常日頃から私の考えはD1チャート、日足を基準にすべきだと提唱しています、 それは、地球が一回転してFX相場に参加する世界中の人々や会社の意思がデータとして出揃うと言う意味にほかなりません。
ですから、FX相場の価格変動の限界値を観測する場合も日足チャートを基準に設定する事にします。 まず日足の最低単位は1日ですから、1日以下の単位は用いることはできません、 1日の次の期間区切りは1週間(5日)単位を用います、5の整数倍で考える事にしますが、 ここでは、価格変動の限界値、すなわち最大振幅を暫定的に決めておこうと言う考えで進めるので、 1ヶ月の変動幅を単位に用いる事が合理的でしょう。
5の整数倍で1ヶ月は25、半年なら150、1年なら300で暫定的な変動限界値として良いでしょう、 HLバンドのパラメータを150Periodと、300Period、の2つをチャートにセットします。
そうすると、半年の高値と安値、1年の高値と安値のラインがチャートの上下に引かれます。 半年のラインを突き抜ける相場であるなら、次は1年のラインに向かっているのだとわかるようになります。
ここまでの説明はD1チャートの説明ですが、そのままH1チャートに切り替えた場合には、 150時間(6日)300時間(12日)となるのだと言うことはしっかり頭に置いてください。
次にM15チャートに切り替えた場合には、150×15=2250分÷60=37.5時間=1.5日となりますね、 300Periodラインは、その倍数となります。
以上の2組のHLバンドを設定しておく事により、ラインの色を変えておけば、 現在の高値は、半年の高値で反転したのだとか、半年の高値を乗り越えようとしているので、 かなり強度の上昇勢力があるのだと簡単に計測できるのです。
同じように、いくつかの通貨ペアにこれを設定して置く事により、 通貨別の相場変動の癖や習性を見ることもできるでしょう。
最大の利点は、通貨の大きな長期的な折り返し地点を特定できる場合もあるので、 エントリーしておいて、半年、1年の長期投資に利用できる特典も付いていますので、 是非、暫定的な相場の最大振幅の計測装置をチャートにセットしておく事をお勧めします。
NTS-FOREX会員サイト
NTSの会員の皆様には各種のバンド指標をご利用頂いている訳ですが、 HLバンドはもう使い慣れた指標になっている事と思います。
HLバンドは名前の通り、価格の高値(High)と価格の安値(Low)を計算して表示するバンド指標です。 このHLバンドを使用して価格の限界値を設定する方法について説明します。
価格の限界と言っても実際にはFX相場の価格に限界は無い訳です、 限界は決められていないのですが、限界のないテクニカル分析では、頼りなくお話になりませんね、 それで、ここでは暫定的な限界値を設定しておき、その限界値にどの程度近づいているのか? それを設定する事で、テクニカル分析の全体的な目安を得ることができると言う考え方で進めましょう。
HLバンドは、一般的なSMAラインのようにチャートのローソクの間を縫うようにラインを描くのではなく、 ローソクを取り囲む形でバンドを形成しますので、 Enclosed Average, Enclosing Average,と呼ぶ事にしています。
ここでは、価格変動の途中経過ではなく、あくまでも変動の限界を観測するための装置と考えてください。
FX相場の価格変動の限界値を観測する、計測すると言う考え方は、そのまま最大利益を得ることに繋がりますので、 実戦的にも非常に重要な課題なのです。
それでは、価格の限界値を設定する上で重要な事は、時間軸チャートに関する問題です。 常日頃から私の考えはD1チャート、日足を基準にすべきだと提唱しています、 それは、地球が一回転してFX相場に参加する世界中の人々や会社の意思がデータとして出揃うと言う意味にほかなりません。
ですから、FX相場の価格変動の限界値を観測する場合も日足チャートを基準に設定する事にします。 まず日足の最低単位は1日ですから、1日以下の単位は用いることはできません、 1日の次の期間区切りは1週間(5日)単位を用います、5の整数倍で考える事にしますが、 ここでは、価格変動の限界値、すなわち最大振幅を暫定的に決めておこうと言う考えで進めるので、 1ヶ月の変動幅を単位に用いる事が合理的でしょう。
5の整数倍で1ヶ月は25、半年なら150、1年なら300で暫定的な変動限界値として良いでしょう、 HLバンドのパラメータを150Periodと、300Period、の2つをチャートにセットします。
そうすると、半年の高値と安値、1年の高値と安値のラインがチャートの上下に引かれます。 半年のラインを突き抜ける相場であるなら、次は1年のラインに向かっているのだとわかるようになります。
ここまでの説明はD1チャートの説明ですが、そのままH1チャートに切り替えた場合には、 150時間(6日)300時間(12日)となるのだと言うことはしっかり頭に置いてください。
次にM15チャートに切り替えた場合には、150×15=2250分÷60=37.5時間=1.5日となりますね、 300Periodラインは、その倍数となります。
以上の2組のHLバンドを設定しておく事により、ラインの色を変えておけば、 現在の高値は、半年の高値で反転したのだとか、半年の高値を乗り越えようとしているので、 かなり強度の上昇勢力があるのだと簡単に計測できるのです。
同じように、いくつかの通貨ペアにこれを設定して置く事により、 通貨別の相場変動の癖や習性を見ることもできるでしょう。
最大の利点は、通貨の大きな長期的な折り返し地点を特定できる場合もあるので、 エントリーしておいて、半年、1年の長期投資に利用できる特典も付いていますので、 是非、暫定的な相場の最大振幅の計測装置をチャートにセットしておく事をお勧めします。
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