◆NTS-NZH分析システム解説(第九回)
今回は主にM5チャートにおけるNTS-NZH分析システムについての記事です。
NTS-NZH分析システムの全てをM5チャートに設定します。
デジタル指標HDA及びMDA、MACD7、BSSシグナル、は時間軸共通ですからパラメータの変更はなく、通常は挿入するだけです。
◆NTS-NZH-M5 指標をM5チャートに指定してセットしますが、
ASRバンド、RS1ライン、RS2ライン、PAVライン、は全て自動計算による表示となっています、
これには、色々の相場場面に対応できるようにパラメータを設けていますが、通常はデフォルトのままでOKです。
◆最後のHLバンドのパラメータを状況に応じて考えながら変更するようにします。
注意;最新バージョンでは、高値 Period,安値 Period、を独立して変更できるようになっていますが、ここでは旧バージョンの説明とします。
M5チャートでは、相場によっては十分に利益を取れる変動幅を計測観察する事ができるので、
M1チャートより更に慎重に確実に分析を行う事が要求されます。
◆M1チャートの説明でも述べたように、M1チャートの60Periodは、M5チャートでは12の数値が合致します。
しばらくは、M1=60Period、M5=12Period の設定で同時にチャートを観察する事によって、
M1チャートで見る1時間と、M5チャートで見る1時間をはっきりと比較する事ができます。
◆ここでは、相場変動の比較的小さな振幅変動に騙される・・・と言う問題点を意識しながら問題解決の糸口を見つけるようにしましょう。
M1及びM5チャートで、PAVラインを何度も往復している相場は、振幅がある程度大きくてもレンジ相場であると判断します。
ローソクがシステムのどのライン間でバウンドしているのかを確認できるでしょう。
M5チャートの場合でも、ローソクがPAV(Gold)ラインの上または下に連続して位置している場合には、
相場は明らかに一定の方向に向かっていると見れるのですが、
この場合のMACD7信号と、デジタル信号がその勢力の強さをはっきりと表示指標してくれます。
◆ラインの指標では、連続した下降であるのに対して、デジタル信号が上昇の場合には、
相場は急激な反転上昇の(きっかけを待っている)状況なのだと判断できるので、
ライン指標の決定的な状況を待つ必要があるでしょう、
そして、この状況の場合に、PAVラインとRSラインの関係に注目する事は当然ですが、HLバンドラインを押し上げるかどうかが、
トレンド発生の始まりを教えてくれるのです。
そのため、HLバンドのパラメータは慎重に決定する必要があります。
◆このことは、リスク幅をどのようにセットするかと言う問題です、
つまり1時間チャートが動き出す時点なら、60÷5
4時間チャートが動き出す時点とするなら、240÷5
これらのパラメータを設定して、そのラインが押し上げ又は押し下げ始めた時点でエントリーするようにリスク幅を限定できるのです。
◆次に相場が、一定方向に進んでいる状況の場合には、ほとんどの場合トレンドラインを引いて相場反転を検出します。
このシステムのHLバンドは、高値と安値を連続計測しますので、
相場が上昇している場合には、安値の折り返しポイントを結ぶようにパラメータを変更します。
ブルーラインの下にローソクが飛び出た時が、下降に反転した合図となります。
相場が下降している場合には、高値の折り返しポイントを結ぶようにパラメータを変更します。
マゼンタラインの上にローソクが飛び出した時点が、上昇に反転した合図となります。
この場合も、MACD7信号や、デジタル信号を照合しながら、パラメータを微調整すると良い結果を見るでしょう。
◆短期的な売買、デイトレでは、NZHシステムによるM1チャートとM5チャートだけで十分な結果を得られるでしょう。
このように分足での分析と判断は、短期的な売買に限定されません、
M15チャート、時間軸チャートを使用した中期的、長期的売買の場合でも、
その相場が継続するのか、あるいは現在のポジションが継続可能であるのかの判断にも応用できるので、
変動に対して非常に反応の早いM1及びM5チャートの分析には十分な時間をかけていただきたいと思います。
反応が早い分、早とちり判断が多くなったり、過去の相場から見る思い込み判断に陥りやすいので、
じっくりと落ち着いて、指標システムの全てをチェックして最終判断を下すように訓練を続けましょう。
以上の注意点をしっかり確認したうえで、
これらの分析結果と、M15チャートの状況、H1チャートの状況を見比べる事により、
相場変動の全貌が、簡単に見渡せるようになり、
それらの分析結果を売買手法に取り入れて実行すれば、素晴らしい取引結果を残すでしょう。
今回は主にM5チャートにおけるNTS-NZH分析システムについての記事です。
NTS-NZH分析システムの全てをM5チャートに設定します。
デジタル指標HDA及びMDA、MACD7、BSSシグナル、は時間軸共通ですからパラメータの変更はなく、通常は挿入するだけです。
◆NTS-NZH-M5 指標をM5チャートに指定してセットしますが、
ASRバンド、RS1ライン、RS2ライン、PAVライン、は全て自動計算による表示となっています、
これには、色々の相場場面に対応できるようにパラメータを設けていますが、通常はデフォルトのままでOKです。
◆最後のHLバンドのパラメータを状況に応じて考えながら変更するようにします。
注意;最新バージョンでは、高値 Period,安値 Period、を独立して変更できるようになっていますが、ここでは旧バージョンの説明とします。
M5チャートでは、相場によっては十分に利益を取れる変動幅を計測観察する事ができるので、
M1チャートより更に慎重に確実に分析を行う事が要求されます。
◆M1チャートの説明でも述べたように、M1チャートの60Periodは、M5チャートでは12の数値が合致します。
しばらくは、M1=60Period、M5=12Period の設定で同時にチャートを観察する事によって、
M1チャートで見る1時間と、M5チャートで見る1時間をはっきりと比較する事ができます。
◆ここでは、相場変動の比較的小さな振幅変動に騙される・・・と言う問題点を意識しながら問題解決の糸口を見つけるようにしましょう。
M1及びM5チャートで、PAVラインを何度も往復している相場は、振幅がある程度大きくてもレンジ相場であると判断します。
ローソクがシステムのどのライン間でバウンドしているのかを確認できるでしょう。
M5チャートの場合でも、ローソクがPAV(Gold)ラインの上または下に連続して位置している場合には、
相場は明らかに一定の方向に向かっていると見れるのですが、
この場合のMACD7信号と、デジタル信号がその勢力の強さをはっきりと表示指標してくれます。
◆ラインの指標では、連続した下降であるのに対して、デジタル信号が上昇の場合には、
相場は急激な反転上昇の(きっかけを待っている)状況なのだと判断できるので、
ライン指標の決定的な状況を待つ必要があるでしょう、
そして、この状況の場合に、PAVラインとRSラインの関係に注目する事は当然ですが、HLバンドラインを押し上げるかどうかが、
トレンド発生の始まりを教えてくれるのです。
そのため、HLバンドのパラメータは慎重に決定する必要があります。
◆このことは、リスク幅をどのようにセットするかと言う問題です、
つまり1時間チャートが動き出す時点なら、60÷5
4時間チャートが動き出す時点とするなら、240÷5
これらのパラメータを設定して、そのラインが押し上げ又は押し下げ始めた時点でエントリーするようにリスク幅を限定できるのです。
◆次に相場が、一定方向に進んでいる状況の場合には、ほとんどの場合トレンドラインを引いて相場反転を検出します。
このシステムのHLバンドは、高値と安値を連続計測しますので、
相場が上昇している場合には、安値の折り返しポイントを結ぶようにパラメータを変更します。
ブルーラインの下にローソクが飛び出た時が、下降に反転した合図となります。
相場が下降している場合には、高値の折り返しポイントを結ぶようにパラメータを変更します。
マゼンタラインの上にローソクが飛び出した時点が、上昇に反転した合図となります。
この場合も、MACD7信号や、デジタル信号を照合しながら、パラメータを微調整すると良い結果を見るでしょう。
◆短期的な売買、デイトレでは、NZHシステムによるM1チャートとM5チャートだけで十分な結果を得られるでしょう。
このように分足での分析と判断は、短期的な売買に限定されません、
M15チャート、時間軸チャートを使用した中期的、長期的売買の場合でも、
その相場が継続するのか、あるいは現在のポジションが継続可能であるのかの判断にも応用できるので、
変動に対して非常に反応の早いM1及びM5チャートの分析には十分な時間をかけていただきたいと思います。
反応が早い分、早とちり判断が多くなったり、過去の相場から見る思い込み判断に陥りやすいので、
じっくりと落ち着いて、指標システムの全てをチェックして最終判断を下すように訓練を続けましょう。
以上の注意点をしっかり確認したうえで、
これらの分析結果と、M15チャートの状況、H1チャートの状況を見比べる事により、
相場変動の全貌が、簡単に見渡せるようになり、
それらの分析結果を売買手法に取り入れて実行すれば、素晴らしい取引結果を残すでしょう。
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